第7回目BCの1.2時間目は、運営代表:樋口千紗によるスピーチレッスンです。
今回のスピーチレッスンでは、「情報社会」「コロナ禍」など、現在の社会情勢や時事に関するお題が多く出されました。
スピーチのような大勢の前で発言するときには、様々な立場の人がいることを理解されないした上で発言することが非常に重要です。
例えば、自分が発言した内容が、そのスピーチを聞いている誰かを否定したり、差別したり、傷つける内容になっていないかです。
たとえ、悪気がなくても、自分が主張したことが誰かを批判してしまっていることはよくあります。
特に「ワクチン問題」もそうですね。
ワクチンに対する考えは様々あります。
打ちたい人も、打ちたくない人も、打つべきだと考える人も、打つべきではないと考える人も、色んな価値観の人がいます。
情報社会の問題点の一つに、誹謗中傷の問題があげられます。
確かに悪質な、あるいは、悪意のある誹謗中傷はとりしまるべきですが、とりしまった時に表現の自由はどう扱うべきなのか?
スピーチをする際には、その裏にある、次に起こりうるべきリスクまで考えたうえで発言する力が求められます。
いつの時代も、単に否定や批判をするのは簡単なことです。
しかし、単なる否定・批判ではなく、その後に有用な代案を提示できるのであれば、それは聞いている人々にとって非常に価値のあるスピーチとなることでしょう。
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